40代になった主人公・綿引忍(山口紗弥加)が22歳の青年・橘千秋(板垣李光人)に出会い、お互いの抱く複雑な感情を描く不倫ドラマ『シジュウカラ』。
不倫だけではなく、40代と20代の男女の恋愛、仕事、人生観など、様々な要素が詰め込まれたドラマになります。
ドラマの中で一番気になるのはやはり忍と千秋の結末ではないでしょうか?既婚者で40歳の忍と、22歳の千秋が結ばれるかどうか。
そんな忍と千秋は、最後に結婚しないと思います。この記事はドラマと原作の内容を交えて、忍と千秋が結婚しない理由について考察していきます。
目次
ドラマの忍と千秋の最後は?
お年賀絵代わりに。前にヒヤマのキービジュアルの模写をしたので『シジュウカラ』もやらないとね。あくまで模写です。トレースはしてません!
— 坂井恵理*ドラマ化2本! (@erisakai) January 2, 2022
今年もドラマともどもよろしくお願いいたします!#シジュウカラ #ドラマ24 #山口紗弥加 #板垣李光人 #procreate https://t.co/F7XrLUrLeV pic.twitter.com/CuiUUG4RKx
忍と千秋は不倫をしていない・再婚しない
ドラマでの忍と千秋の結末は、
忍は離婚して新生活を始め、千秋と一緒にいるけど再婚はしない
という結果になると予想しています。さらに、2人は不倫をしていないと思います。
なぜかというと、ドラマの公式ページにはこう書いています。
不倫なのに18歳差の純愛!?
40歳、人生の節目から始まるキャリアと恋。
偏見と固定概念を越えていく、
新たな年の差ラブストーリーが誕生!
(引用元:公式サイト)
「不倫なのに18歳差の純愛!?」を一行目にしています。
不倫ドラマなのにあえて「純愛」という言葉を強く押し出しているのは、忍と千秋がまで体の関係を持たないことを示唆しています。
実際に原作漫画でも、忍と千秋は駆け落ちしようとしても、結局忍がブレーキを踏みました。それから2人は離ればなれになって、連絡を取らないままで5年間経ちました。
忍の不倫相手は元彼の岡野
忍が千秋とが関係を持たないなら不倫じゃないのでは?と思う方もいるかもしれないが、実は忍の不倫相手は別に存在しています。
それが、忍の高校時代の元カレ・岡野克巳(池内博之)です。2人は高校の同級生で当時付き合っていました。忍は岡野に久しぶりに再会し、気持ちが昂って関係を持ってしまいました。
その後、忍は千秋と5年ぶりに再会します。思いがけない再会で、2人はすれ違っていましたが、千秋は盛大な”ラブレター”で思いを伝えます。忍もついに離婚できたので、これでやっと2人が結ばれました。
忍は離婚してから、やっと千秋と一夜を共にしたのです。
この辺りの描写と人物の気持ちの変化に関しては、原作漫画がすごく繊細で興味深いので、ここから原作漫画での2人の結末も紹介します。
原作漫画の忍と千秋の最後は?

『シジュウカラ』の原作漫画は坂井恵理先生の作品で、JOUR(双葉社)で連載中です。
単行本は10巻まで発売されており、現時点で40話まで連載しています。
まだ結末を迎えていませんが、原作漫画で忍と千秋の最後はどうなるでしょう。
忍の離婚
原作漫画では、忍は千秋と別れたあと、夫・洋平との離婚を決意しました。しかし、洋平が突然倒れて、このまま見捨てるのがかわいそうと思った忍は、離婚のタイミングを逃してしまって、ズルズルして5年が経ちます。
タイミング逃したら離婚できずに5年も経ってしまうなんて、本当にある話らしいから怖いですね…
その後、忍は元カレの岡野と再会し、2人はお互いを求めて、不倫関係を続けています。忍は、最低の夫と同じように不倫をした自分を責めてしまいますが、岡野から離れられません。
漫画の28話で、忍がついに婚姻届を洋平に突き付けた!
洋平は大騒ぎして、離婚届をビリビリに破っていたけども、最終的にはもう忍は戻ってこないと気が付き、婚姻届をサインしてくれました。忍、45歳、晴れて独身になりました。
そのことを聞いた岡野は、「一緒に暮らそう」と忍を抱き締めます。
しかしなんと、岡野の会社で開かれたパーティーに、忍は千秋と思いがけない再会をしました。
離婚後、忍と千秋が結ばれる
5年ぶりに再会した千秋と忍は、お互いに惹かれているけど、想いがすれ違います。
漫画36話で、忍が岡野にプロポーズされた時、自分が本当に好きなのは千秋だと、やっと気づきました。
そして、忍が好きなのは千秋だと分かっていた岡野は、千秋が書いた”ラブレター”を忍に渡したのです。(岡野、なんていいやつだ…)
もしこの物語が終わりを迎える時、あなたは僕の横にいてくれるでしょうか。
僕の気持ちをどれだけ伝えても、年齢が離れているや、母親を求めている。と答えてはくれません。
しかし蓋を開けてみれば世の中にはそんな人がたくさんいて、例えば中年男性と少女の物語が感動の渦を巻き起こしたりする。なのに年上が女性だとだめなのか。
今から証明して見せましょう。僕がどれぐらいあなたに愛を持って接しているか…
確かに、年の差結婚は増えているものの、女性が年上の年の差結婚がまだまだ少ないと感じます。
そして千秋の生い立ちにも関係あるか、恋愛じゃなくて母親を求めていると見られてしまうもどかしさもありますね。
千秋はラブレターでまっすぐな思いを忍に伝えて、2人が一緒にいようと決めたのです。
JOUR8月号本日発売です!
— 坂井恵理*ドラマ化2本! (@erisakai) July 2, 2021
『シジュウカラ』第36話載ってます。最終話の1回前みたいな展開ですが、もうちょっとだけ続くんじゃ。 pic.twitter.com/KbBTSFSbZ8
そして38話で、忍と千秋がついに一夜を共にしました。2人が最高に幸せとなった回ですね。
忍は岡野とも別れたし、これから2人を邪魔するものはもうない!と思いたいところですが、ここで元夫・洋平が急に忍に電話してきて、忍を頼ろうとしているのです。
優しい忍は、洋平を見捨てることができなくて助けるも、千秋はそれに対して苛立ちます。
そして「再婚はしない」と決めていた忍に対して、千秋は不安を抱いている様子。
漫画の最新話(40話)はここで終わりましたが、忍と千秋の恋の行方がどうなるか気になって仕方ないですね。
忍と千秋が再婚しない理由
ここから、忍と千秋が再婚しない理由を考察したいと思います。
忍は千秋とカップルになっても再婚はしない理由は二点あると思います。
- 息子の気持ちを考えた結果
- 結婚がどうでもよくなった
理由①息子の気持ちを考えた結果
年の差結婚が増えているとはいえ、2人は18歳も違うし、女性の方が年上なので、難しいことがたくさんあります。